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「政府で取り組んできた賃上げや定額減税の効果がだんだんと出てきている」
今頃は官邸内のソファーに深く腰掛けて、悦に入ってメガネの曇りを拭き取っているのかもしれないーー。
経済政策の一環である「賃上げ」、そして6月にスタートした「定額減税」と、肝入り政策の効果を実感した岸田文雄首相。また3か月限定で延長された電気・ガス代補助も含めて、さらに「秋口に向けて効果が明らかになっていく」と言ってのけた。
「増税メガネ」の不名誉あだ名を払拭したかったのか、それとも自民党議員の裏金問題から目を逸らしたいがためか、1人あたり所得税3万円、住民税1万円の年間計4万円が所得から引かれる「定額減税」に踏み切った。
ところが「減税メガネ」を戴冠することはなく、わずか4万円、さらに1度きりの減税措置ということもあってか、今度は「恩着せメガネ」と揶揄されることに。それでも冒頭のように、岸田首相は自身の政策を高く評価しているわけだ。
しかしながら国民は「効果あり」と感じていないようで、SNS上では、
次のあだ名は曇りメガネかな
《岸田首相が定額減税の効果が出てきているなどとほざいているようたが、増税メガネや恩をきせメガネと呼ばれる以前にそのメガネに度が入っているのか確かめた方が良い》
《わお。そのメガネを通すとキラキラな世界が見えるのかしら》
《メガネ曇って何も見えてないんじゃない?次のあだ名は曇りメガネかな》
国民感情を読みきれていない首相に対する“メガネいじり”が過熱。新たに不名誉あだ名が付けられそうな勢い。