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「佳子さまとのご結婚は100%ない?」
7月上旬の炎天下、記者の問いかけに足を止めて、「はい」と神妙な面持ちで答えたのは島津家の御曹司で、佳子さまのお相手候補として注目を浴びている男性だ。
佳子さまの結婚相手としてふさわしい男性
「4月に旧華族の親睦団体『霞会館』で、島津家の私的な会合が行われました。そこへ佳子さまがご両親とお忍びで出席されたことで、件の男性がお相手候補として急浮上したのです。男性は皇室とも縁の深い旧華族である島津家の分家にあたる『玉里島津家』のご子息で、年齢は佳子さまの1つ上。結婚相手として、ふさわしい家柄と年齢に加えて、佳子さまと同じ時期に学習院に通っていたこともあり、“最有力候補では”と取り沙汰されています」(皇室ジャーナリスト)
今年の12月に30歳を迎えられることもあり、結婚秒読みといわれる佳子さまだが、ここにきて“御曹司”との結婚の線が潰えたようだ。
「急に取り沙汰されて驚いている?」
との記者の質問に、
「はい、ちょっとよくわからなくて困っています」
と、男性は苦笑いを見せながらも、丁寧な口調だった。
今回の島津家に関する一連の報道について、元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんはこう振り返る。
「お相手候補といっても、週刊誌が旧宮家や旧華族家の中から結婚適齢期の男性をピックアップしているだけだと思っています。大学を卒業されると、新しい出会いは少なくなります。そんな中、お相手候補として報道される可能性がある人は、佳子内親王殿下がお出ましになる場への出席を避ける可能性もあります。自然な出会いからお互い惹かれあって結婚となればいいのですが、その機会を潰されていては、ご結婚は難しくなるでしょう」
そうした意味で、過去に報じられた男性と結ばれる可能性もあったのかもしれない。