目次
Page 1
Page 2
保護活動を行っている「奈良の鹿愛護会」によると3年連続の増加、5年ぶりに1300頭台の大台に乗ったという奈良県・奈良公園に生息する鹿。
日本有数の観光名所として外国人観光客も多く訪れる同公園だが、信じられない光景が収められた動画がネット上で拡散されている。
7月21日にYouTubeに投稿されたのは、鹿せんべいを与えたり、その様子をスマホで撮り合ったりと、公園内の鹿との触れ合いを楽しむ国内外の観光客らの姿。
撮影された時期は不明だが、人慣れした鹿は警戒することなく、むしろせんべいを求めては人に群がる見慣れた光景に思える。ところが、そんなほのぼの動画がスタートしてから4分半、“信じられない光景”が映し出された。
画面奥から、人混みをかき分けるように道の真ん中をズカズカと歩いてくる若い男性。ジーンズに白いTシャツ、スマホとマスクを左手に握った軽装の男性は、まず目の前の鹿を追い払うように右手で叩く。さらに鹿を背後から右足で蹴り、逃げる後を追うようにもう一発蹴り上げた。
“暴行”の瞬間を目撃して唖然とする周囲を振り返ることなく、今度は別の鹿の頭部をまた叩いて無言で去っていく男性。これ以前の男性自身に何か起きていたのか、その表情からはイライラした様子が伺えた。
八つ当たりしてるように見えた
動画コメント欄には、男性の身勝手な行動に対して、
《イキってるのか知らんけど、めちゃくちゃダサいし、恥ずかしいって分からないんやろなぁ。捕まらないと気づけないんでしょうね笑》
《本当に気分が悪くなった。何か嫌な事でもあったのか?腹いせに八つ当たりしてるように見えた。》