目次
Page 1
ー 池井戸ドラマが世を席巻
Page 2
ー 同じく5位にランクインした金融ミステリー
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ー “時空のゆがみ”のつじつま合わせは?
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ー 2位は社会人たちの感動を呼んだ名作
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ー 1位に選ばれたダントツ作品

 9年ぶりの続編放送に期待が高まる、ドラマ『民王R』(テレビ朝日系)。政界が舞台の小説『民王』をドラマ化した前作は、遠藤憲一と菅田将暉がW主演を務め大好評。新作となる今回の脚本は、原作者の池井戸潤氏の了承を得て制作される完全オリジナルストーリーとなる。

池井戸ドラマが世を席巻

『ルーズヴェルト・ゲーム』が日曜劇場で19年ぶりの主演となった唐沢寿明
『ルーズヴェルト・ゲーム』が日曜劇場で19年ぶりの主演となった唐沢寿明

 同作品をはじめ、近年は池井戸ドラマが世を席巻。今年の春にも『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)の続編が放送され、話題を集めた。

 そこで今回、週刊女性では、全国の30代~60代の男女500人に「続編を見たい池井戸ドラマ」のアンケートを実施。1位はやっぱりあの作品?

 5位には同票で2作品がランクイン。まずは'14年に放送された『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)。中堅精密機器企業の存続と、同社の社会人野球チームの廃部をめぐる攻防を描いた物語で、主演を唐沢寿明が務めた。

「先が読めないストーリー展開がおもしろく、感情移入できた」(千葉県・女性・49歳)と、『半沢直樹』でも好評を博した脚本家・八津弘幸氏の構成力が光った。

「社会現象にもなった『半沢直樹』の翌年に放送されました。同じTBS日曜劇場ということもあり、“やられたらやり返す”池井戸フォーマットをうんと盛り込んだ演出でしたね(笑)」

 と、ドラマウォッチャーで漫画家のカトリーヌあやこさん。10年たっても人気は色あせないが、原作どおりにドラマも完結しており、続編が難しい作品ともいえる。

「最近の大谷翔平選手の活躍もあり、野球の感動ドラマを求めている人は多いはず。視聴者だけでなくTBSも、ぜひ池井戸さんに続編をお願いしたいところでしょう」(カトリーヌさん、以下同)