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ー 夏休みの犯行
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ー 夜中に笑い合う声

 10月6日、横浜市泉区に住む建設業・田中元(はじめ)容疑者(51)が、女児に対する不同意わいせつの疑いで警視庁蒲田署に逮捕された。

夏休みの犯行

家宅捜索された田中容疑者宅のチャイムを押したが、応答はなかった(※画像は一部加工しています)
家宅捜索された田中容疑者宅のチャイムを押したが、応答はなかった(※画像は一部加工しています)

「犯行当時、被害女児は6歳の小学1年生でした。夏休みに、友だちが住む東京都大田区のマンションに遊びに行った7月28日の午後1時半ごろの犯行だったようです。通りがかった女児に目をつけた田中容疑者は、同じエレベーターに乗り込み、女児が降りたところで“ちょっと、こっちに来て”などと言って階段に連れ出し、胸を触ったとされています。女児には“内緒ね、約束だよ”などと口止めしていたということです」(全国紙社会部記者、以下同)

 防犯カメラの映像が捜査に役立った。

「帰宅した女児が父親に相談したことで犯行が発覚。マンション付近の防犯カメラには、田中容疑者がマンション近くに車を止めて、女児を見つけると、車を降りて後をつける姿などが映っていたようです」

 田中容疑者は取り調べに対し、「身体は触っていない。女児が着ていたTシャツのプリント柄が見たくて、胸のあたりをつかんだだけ」などと容疑を否認している。

 田中容疑者の自宅は、最寄り駅から徒歩30分弱離れた築35年以上の賃貸アパート。部屋の表札部に《TANAKA》とアルファベットでシールが1文字ずつ斜めに貼られており、文字によって水玉柄やボーダー柄など不揃いになっていた。

 複数の近隣住民によると、数年前に引っ越してきて、ひとり暮らしだったという。

「表札が個性的で気になりましたが、あの部屋に女性や子どもの出入りは見たことがありません。1年じゅう雨戸は閉めっぱなしで、洗濯物を干したこともない。夜になっても部屋は真っ暗で、キッチンや洗面所から廊下に電灯の灯りがかすかに漏れるのを数回見かけたぐらいです。本当にここで生活しているのかな、と不気味に感じていました」(同じアパートの男性住人)

 間取りは3K。同じ間取りのアパート住人に部屋を見せてもらったところ、風呂やトイレ、キッチンは機能的で、6畳の和室と洋室が2間と、4畳半が1間というファミリータイプ。ひとり暮らしにとっては広めな印象の間取りだった。