衆議院本会議での首班指名選挙の末、第103代総理大臣は石破茂氏に決まった。第2次石破内閣のメンバーが次々に選出されているなか、外務政務官として生稲晃子氏、更に、内閣府兼復興政務官に今井絵理子氏が起用されたことが明らかとなった。
「前政権の岸田文雄内閣では女性の起用が0人でした。当時批判を浴びていましたが、今回の第2次石破内閣では全6人の女性議員を起用。自民党政権に対する世間の信頼を回復させる狙いもあるでしょう。生稲氏は今回が初めてで、今井氏は2度目の起用となります」(全国紙記者)
《国会って芸能界なの?》
元々タレント活動をしていたふたり。世間には馴染みのある名前が内定したが、その人選について、ネットではかなり荒れているようだ。
《国会って芸能界なの?》 《ダメだ。。もう自民党はやる気ないって事ですね》 《どちらも日本の未来を左右するかなり重要なポストにもかかわらず、頼りなさ過ぎる…》 《アイドル好きって言ってたからなぁ…》
元SPEEDの今井氏。元おニャン子クラブの生稲氏。両者の政務官への起用に日本の未来を不安視する世間の声が並ぶ。以前から、石破氏のアイドル好きは知られており、それが影響しているのではないかと芸能プロ関係者は指摘する。
「石破氏は、自他共に認めるオタクです。鉄道やアニメ、料理が好きだという石破氏。その中でも、アイドルグループ『キャンディーズ』のファンだったことを公言。アイドルオタクであることも明かしていました」(芸能プロ関係者、以下同)
そんなアイドル好きが転じての人事となったのか。とはいえ、“問題児”の選出には首を傾げたくなる。
「生稲さんは2022年の参院選の際、萩生田光一政調会長とともに旧統一教会の関連施設を訪問したことが問題となりました。“知らなかった”と釈明しましたが、ずさんな言い訳に批判が殺到し炎上していましたね。そのほかにも、参院選時のテレビの選挙特番からの全オファーを拒否。その態度にも世間から厳しい声が集まっていました」
そんな生稲氏に負けじと、今井氏の炎上ぶりにも呆れる。
「今井さんは2017年の元神戸市議の橋本健氏との不倫騒動から始まり、その後も2023年には自民党女性局によるフランス視察が“観光か”と批判を集めました。なにかと世間を騒がせているお二方は、いわば炎上議員と呼んでもよさそうです」
知名度はあるが、信頼度は低い。国を背負う重要な地位だけに不安が拭えない。
「石破氏は2018年の総裁選で故・安倍晋三氏に敗れてから、“非主流派”となりました。その背景から人脈のなさが今回の内閣人選のデメリットになったという声も聞こえてきます。収支報告書への不記載があった議員の起用は見送られており、お金に対してのクリーンさには注力しているものの、別の意味で不安の残る人選となってしまいました」(前出・全国紙記者)
石破内閣の出だしは最悪だ。