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ー 《パンダになっちゃったみたい》
問題となったTikTokの“無断欠勤”説教動画

《通報して悪質だから》
《笑顔でこれを投稿していることそのものが狂気……》
《さすがにイカれ過ぎ、どういう神経で公開してたの》

 TikTokにアップされた暴行動画が拡散され、炎上。悲痛な動画に、ネットでは被害男性を心配する声が……。

 問題の動画は、

《お説教!無断欠勤は良くないです!事務所で説教!笑笑》

 と、テロップも入っているもの。

《パンダになっちゃったみたい》

「“カットくん”と名乗る男性が、被害を受けたとみられる男性の無断欠勤をとがめ、暴力をふるったようです。おそらく勤務先である事務所で被害にあったのでしょう。従業員とみられる男性は何度も殴られたようで、両目を開けられない状態です。青く腫れ上がっているようにも見受けられます」(フリーライター)

 この状況に加害者男性は《パンダになっちゃったみたい》と、笑顔で動画に映り込んでいた。あまりにも痛ましい動画にネット上では、衝撃の声が上がっている。

 被害男性は、男から自分のことを「マーチンと名乗れ」と強要されている。

「この動画がアップされたTikTokのアカウントは、投稿内容が見ることができないように非表示に設定されている状態。衝撃的な動画なのでXなどでも拡散され、炎上する事態に発展しています」(前出、以下同)

 TikTokにはコミュニティガイドラインという、ルールや禁止事項が存在する。

「このコミュニティガイドラインに違反した場合、アカウントが永久停止されることもあります。投稿内容が暴力を奨励するものであったり、暴力によって脅迫するものであった場合です。問題の動画はこれに該当する可能性があると思います」

 SNSの普及に伴い、自分が犯した“過ち”を投稿する事例が増えてきた。なぜ、彼らは自らの愚行を晒してしまうのか。

「このような行為を投稿する人たちは、愚行だとは思っておらず、“相手を屈服させた”という高揚感があり、法律に触れるか否かの判断ができないのかもしれません。動画を撮影したとされる男性は、会社経営者ではないかと言われています。被害者の男性はその会社の従業員なのでしょう」

 暴行事件が行われたとネット上で騒がれている会社に対し、暴力行為の事実について問い合わせるも、期日までに回答はなかった。

 SNSに投稿する以前に、暴力行為など言語道断!