目次
「より一層、相互理解と交流を深めていくことにつながっていきますように」
12月3日から約1週間、外交関係樹立100周年を記念して、東ヨーロッパと西アジアにまたがるトルコを訪問された秋篠宮ご夫妻。紀子さまは事前の会見で、冒頭のように意気込みを語られた。
紀子さまが身につけたブローチ
「紀子さまが会見で着けたブローチは、トルコの伝統的な手芸である“オヤ”で作られたものでした。トルコの風土や文化についても熱心に勉強され、準備万全で向かわれたのでしょう」(皇室担当記者)
皇室の公式外国訪問といえば、今年6月、天皇、皇后両陛下が国賓として英国を訪問されている。
「両陛下がバッキンガム宮殿の玄関でチャールズ国王夫妻に見送られる際に、雅子さまは国王夫妻にチークキスを。両陛下と国王夫妻が別れを惜しまれる様子は“まるで旧友のよう”と現地メディアに報じられるなど、両国間の“絆”はより一層深まりました」(皇室ジャーナリスト、以下同)
一方、今回のトルコ訪問は両陛下ではなく、秋篠宮ご夫妻が担われることに。
「紀子さまも雅子さまのようにトルコとの“絆”を深められるだけでなく、次期皇后の存在を対外的にアピールできる良い機会になります。プレッシャーがありつつも、意気込まれていたことでしょう」
準備を重ね、トルコ訪問に臨まれた紀子さま。その努力が実を結んだタイミングがあったという。
「12月4日、紀子さまはエルドアン大統領夫人と面会されました。紀子さまは夫人の案内で図書館を視察されたのですが、居合わせた地元の子どもたちとトルコ語を交えて交流された場面も。トルコ語を使いこなす紀子さまを見ていた夫人は驚き、感心している様子でした。紀子さまの熱心な姿勢を夫人も感じ取られたのではないでしょうか」