《このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》
1月9日、女性との深刻なトラブルを報じられていた中居正広が、公式サイトで《トラブルがあったことは事実》と認めて騒動を謝罪。一方で《事実と異なるものもあり》と、一部の報道内容については否定した。
それでも「守秘義務」を“盾”にして、“被害者”とされるXさんとの間に起きたトラブルの詳細は明かさずとも、中居はすでに解決済みの問題の認識なのだろう。今後の活動を《支障なく続けられる》と言い切ってみせた。
ところが、この“ひと言”に違和感を覚えた人は多かった。
紀藤正樹弁護士は自身のXを更新し、《リスク回避の観点からは”なお書き”2行は不要ないし誤解を招くと思います》と指摘。
また泉房穂元明石市長も同様に、《『支障なく続けられ』ない状況ゆえのコメントだと思うのだが、この一文でかえって活動の継続に支障が出るのではなかろうか…》と、やはり《支障なく続けられる》の一文に首を傾げている。
“味方”のはずのテレ朝、TBSも批判的
この本人による正式コメント発表を受けて、これまで中居が出演する番組の差し替えや、出演シーンを編集して放送しながらも“貝になっていた”、テレビ局の情報番組やワイドショーでも取り上げられ始めている。
中居のレギュラー番組を多々放送してきたテレビ朝日。1月10日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』でも、元社員でコメンテーターの玉川徹氏が「一文をなぜ入れたのか」「マイナスのイメージになる」などと見解は否定的。
片や、同じく中居を起用するTBSも、9日の『news23』でコメントを報じつつ、小川彩佳キャスターが「中居さんご本人が自らの口から説明する機会があっても良い」と、会見を開かない声明文のみの対応に疑問を呈した。