目次
Page 1
Page 2
「今回の件は示談となっている案件ということですので、当事者の女性の意向が最大限尊重されるべきだとは思いますが、その上で、こうした書面でのコメントという形だけでなく、近い将来、中居さんご本人が自らの口から説明する機会があってもよいのではないかと感じます」
1月9日放送のTBS系『news23』の番組冒頭、中居正広が公式サイト上で発表したコメントを紹介したのち、メインキャスターとして「会見を開くべき」との私見を述べた小川彩佳アナ。騒動を静観していた各テレビ局が、ようやく“後追い”を始めている。
2024年末に『女性セブン』が報じた、中居が起こした「女性との深刻トラブル」。解決金として9000万円もの大金が支払われたとのスキャンダルだが、大騒動になるにつれて出演番組を見合わせる措置をとる一方で、ニュースや情報番組、ワイドショーでは不自然なまでに“スルー”を決め込んでいた各局。
ところが中居本人が《トラブルがあったことは事実》と認めたことで一転、冒頭のTBSをはじめ、各局の番組で取り扱い始める運びとなり、各々が事実を淡々と伝える、コメンテーターが辛口な意見を述べるなどの“報道姿勢”を出している。
MC谷原もコメントしないモヤモヤ
当初、自局プロデューサーの関与が疑われたフジテレビも、『めざまし8』で中居のコメントを紹介。が、映像とナレーションのみの構成で、局員の関与についても「フジテレビは否定するコメントを発表しています」と、どこか他人事。
しかもMCの谷原章介ら出演者が一切のコメントをしないという、どこかモヤモヤする“不完全燃焼”な内容。やはり、当事者の女性への配慮もあるのだろう、完全なる“解禁”といくわけではなさそうだ。