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昨年11月の兵庫県知事選挙で、見事再選を果たした斎藤元彦知事。パワハラ疑惑を受け、兵庫県議会から不信任を議決されての失職だっただけに、この当選には驚きの声も少なくなかった。
明らかに異常な事態
斎藤知事の疑惑を巡っては、2024年7月に元西播磨県民局長が自ら命を断ち、さらに同年4月に元課長も帰らぬ人となっていたことが明らかになっている。元西播磨県民局長は、2024年3月に斎藤知事の疑惑を告発し、その後、懲戒処分に。告発文では、2024年4月に元課長がプロ野球の優勝パレードに関する業務で疲弊していたとも指摘されていた。
そんな中、斎藤知事の周辺で新たな死者が出てしまう。
「1月19日、斎藤知事の疑惑を究明する百条委員会の元委員である竹内英明氏が亡くなっていたことが判明しました。これで死者は3人目となり、明らかに異常な事態だと言えます。竹内氏は、去年の11月に一身上の都合を理由に県議を辞職していました。ハッキリとした辞職理由は明かされていませんが、大きな理由にSNSでの誹謗中傷があったものと思われています」(全国紙社会部記者)
竹内氏の死を受け、1月19日に「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が《竹内元県議は、昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました》などとXで発信。Youtubeチャンネルにも同じような内容の動画をアップし、「逮捕されるのを苦にして自殺したのでは」という憶測がSNSに拡散していた。