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アメリカ・ワシントンで1月20日、ドナルド・トランプ氏の大統領就任式が行われ、通算2期目のトランプ政権が始動した。
米国訪問は「早ければ今秋」
「就任式には、トランプ氏をかねて支援してきたテスラCEOのイーロン・マスク氏や、アマゾンやグーグルといった大手IT企業の社長など、政財界の豪華な面々が出席。世界中から注目を集める中、トランプ氏は“今からアメリカの黄金期が始まる”と宣言しました」(全国紙政治部記者)
トランプ氏の再選は日本の政治や経済など、さまざまな面に影響をもたらすことが予測される。それは、皇室も例外ではないようだ。
「’19年、大統領1期目だったトランプ氏はメラニア夫人と、令和に入って初の国賓として来日しています。その際、天皇、皇后両陛下は晩さん会を開くなどし、トランプ大統領夫妻をもてなされました。今回の再就任にあたって、今度はトランプ氏側が両陛下をアメリカに招く可能性が考えられます」(皇室ジャーナリスト)
両陛下の訪米の時期について、宮内庁OBで皇室解説者の山下晋司さんは「早ければ今年の秋」だと予想する。
「アメリカは日本にとって最も重要な国ですし、前例を見ても陛下の在位中に訪問されるのは間違いありません。天皇の外国公式訪問は政府が決めることですから、そこには外交的思惑もあるでしょう。政府としてはトランプ大統領の在職中で、かつ早いタイミングがありがたいのではないでしょうか。ただ、先方国からの招請が必要ですから、トランプ大統領の考え次第です」