目次
Page 1
ー 《どの口が言ってるの?って思うよね》

 2月25日、俳優の伊藤健太郎がトークバラエティ番組『EXITV』(フジテレビ系)に出演。日本のハラスメント事情に言及する場面があり、その発言が物議を醸している。

「番組内で伊藤さんは『なんでもかんでもハラスメントさすがに過剰すぎませんか?』と最近の過剰すぎるハラスメントについて私見を述べたんです。さらに『明らかにミスをしても“は?”ってなれば上が弱くなっちゃうみたいな。そうすると円滑に進むはずの現場も進まなくなる。育たなくなっちゃう』と熱弁していました」(テレビ局関係者)

 その後も、“○○ハラ”という言葉が多く存在していることが紹介されると伊藤は、「これ日本だけなんですかね?日本って平和ですね」と皮肉そうに語ったのだ。

《どの口が言ってるの?って思うよね》

 しかし、彼の発言に嫌悪感を抱く視聴者も多く、ネットでは大荒れとなっている。

《平和なおかげで復帰できたくせにね》
《芸能界復帰させてもらってなんだその言い分》
《どの口が言ってるの?って思うよね》
《君が言ってはいけないと思うが》

 過去の騒動を知る視聴者から、伊藤の発言は“ブーメラン”だと指摘されてしまったのだ。

「2020年10月に伊藤さんは車を運転中にバイクと衝突。そのままその場を去り、ひき逃げの疑いで逮捕されました。その後、芸能活動を休止していましたが、8か月後の2021年6月には復帰。大河ドラマ『光る君へ』への出演が決まるなど、早々の芸能活動再開に世間は騒然となりました」(芸能プロ関係者)

 不起訴処分となったとはいえ、異例のスピード復帰。しかし、彼のイメージが下がったのはこの騒動だけではないと、前出・芸能プロ関係者は続ける。

「伊藤さんは復帰後の2024年9月に当時所属していた芸能事務所を退職。その2か月後の11月に芸能事務所『トライストーン・エンタテイメント』に移籍したのです。前事務所にはひき逃げ時に多額のCM等の違約金が発生したといわれ、その折り合いがつかなくなって退社したため、円満ではなかったとされています。この移籍にも“恩を仇で返すのでは”と疑問視する声も上がっていましたね」

 今、彼の活動が再開できている背景には、数々のバックアップがあったのだ。

「彼の夢は“ハリウッド”。新たな事務所の小栗旬社長も救いの手を差し伸べ、その夢へとまた歩む場所を提供してくれているわけです。その助けられているという恩はしっかり胸に刻んでほしいですね」(前出・芸能プロ関係者)

 ビッグマウスは“夢”を語る時だけにして欲しいものだ。