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阿部サダヲ
『アンパンマン』を生んだやなせたかしさんと、妻の暢さん夫婦をモデルとしたNHK連続テレビ小説『あんぱん』。第1話から阿部サダヲ演じるパン職人の屋村草吉が、焼きたてのパンを幼少期の嵩に食べさせる場面が放送された。
第2話では嵩の父・清(二宮和也)が回想で登場し、銀座の『美村屋』というパン屋の前で家族団らんのなか「嵩、おいしいかい?」とあんぱんを食べる嵩に微笑むシーンが話題を呼んだ。
あんぱんの元祖に直撃
SNSでは、
《前回の朝ドラでおむすび食べたいって1回も思わんかったけど、今はすでにあんぱん食べたいよね》
《『あんぱん』が始まってからパンがとても食べたい。きっと…私みたいな人たくさんいてパンの売り上げ上がるかも?》
と、パンを食べたくなる人が続出。
あんぱんの元祖である老舗パン店の『銀座木村家』に、朝ドラ『あんぱん』の影響であんぱんの売り上げに変化はあったのか直撃した。
「あんぱんの売り上げは放送前から20%ほど増えました。海外のお客様が増えていて、日本人のお客様の数はそんなに増えた感じはしないですね」(『銀座木村家』広報担当者、以下同)
ドラマの美村屋は銀座木村家がモデルになっているかと思われるが、
「ありがたいですね。実際に当社がドラマの監修にも携わっています。東京の有明に工場があるのですが、阿部サダヲさんが工場にいらっしゃって、パンの作り方などを指導しました」