“関西の視聴率男”やしきたかじんさんがこの世を去って約1年。まだまだ故人を偲ぶエピソードは後を絶たない。
「3度上京したけどやっぱり東京が嫌い。1992 年から4年間続いた番組『たかじんnoばぁ~』は、1500万円をかけたバーセットでゲストとお酒を飲むスタイルがウケ、放送時間が深夜だったにもかかわらず、最高視聴率25%を超えたこともあるんです」(芸能レポーター)
たかじんさんがこの世を去った今も『たかじんNOマネー』『たかじん胸いっぱい』『たかじんのそこまで言って委員会』の番組は、タイトルを変更せずに続いている。それについて番組関係者は、
「故人の遺志を継いで、“これからも頑張っていこう!”という気持ちから名前を残しています。これは異例なことですが、それほどすごい人だったんです」
と語る。たかじんさんと30年来の友人で『たかじん波瀾万丈』(たる出版)の著者である放送作家の古川嘉一郎さんは、
「思い出はいっぱいありすぎる。見かけの荒っぽさや豪快なエピソードとは逆に、デリケートな神経の持ち主。妥協がないぶん、自分を自分でどんどん追い詰めたりする。番組をまかされた以上、本気で戦うから、悩んで円形脱毛症になったこともあった」
やっぱりたかじんさん、逝くのが早すぎたんとちゃう?