2月2日の夜、覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕された元プロ野球選手の清原和博。自宅には覚せい剤のほか、注射器やパイプが見つかるなど、常習性が疑われている。
《親として、大切な子供達を守ることが一番の責任》
5日、自らそうコメントした、元妻の清原亜希。現在こそ人気モデルとしてファッション誌の表紙を飾る彼女だが、かつては木村亜希として活動するアイドルだった。
「工藤静香さんらとユニットを組んでCDを出すも鳴かず飛ばず。その後はモデルとして地味な芸能活動を送っていました」(芸能プロ関係者)
転機が訪れたのが'00年、読売ジャイアンツに所属していた大スター選手・清原との結婚だった。その後2人の子どもも生まれて休業、育児に専念していた。そして夫が現役を引退した'08年、『清原亜希』として復帰を果たす。
一方の清原は指導者の道を進まずに評論家、タレントとしての人生を選ぶ。このころから銀座や六本木など、繁華街で豪遊する姿も見受けられるようになる。そして、
「クラブのホステスやママらとの浮気も報じられるようになりましたね。すでに亜希さんとは“仮面夫婦”状態だったといいます。それでも2人が離婚しなかったのは、溺愛する子どもたちのためでした」(ワイドショースタッフ)
'09年4月、長男がお受験を経て大学までの一貫教育の超難関私立小学校に入学。続いて、次男もまた同じ学校に進んでいる。
「野球を始めれば、毎週末の練習や試合のために車を出して、お弁当を作って、飲み物当番もして。亜希さんにとって、子どもたちが人生のすべてなんですよ。夫の愚行も子どものために我慢できていた」(スタイリスト)
しかし、'14年3月、『週刊文春』による夫の薬物疑惑が報じられた。彼は報道内容を完全否定していたものの、妻としてどこか気づいていた部分があったのだろう。亜希は高級マンションから子ども2人を連れ出し、そのまま半年後の9月に離婚を決断する。
「それでも、亜希さんは清原姓を名乗ることを選んだ。ファンにとっては『清原亜希』が定着していますし、今さら『木村亜希』には戻れないのでは? 子ども2人を育てるシングルマザーとしては、“清原ブランド”は捨てられない」(ファッション誌編集者)