4月8日、違法カジノへの入店を認めたバドミントン日本代表の桃田賢斗とNTT東日本でチームメートの田児賢一。
オープン直後の'14年10月、店のキャッチが田児を店に連れてきたという。まるで底なし沼に徐々にハマっていくかのように、初来店からバカラ賭博から抜け出せなくなった田児。彼が後輩である桃田らを連れて来たのは、初来店からしばらくしてからだった。
「初めて桃田クンを連れてきたときは、ほかのバドミントン選手も一緒でしたね。5、6人で来たんじゃなかったかな。田児クンが“後輩なんでよろしく”みたいな感じで店に紹介していました」(ふたりが通っていたカジノ店の元店長・Aさん)
スポーツ界には特有の上下関係があるだけに、先輩である田児の誘いを断れずに、嫌々ながら桃田は付き合っていたのかもしれない……。だが、Aさんは笑いながら、それを否定する。
「桃田クンは田児クンと一緒のときが多かったですが、ひとりで来たこともありました。別の日には、キャバクラか何かの女性と一緒に来たこともありました。彼はどこかで飲んでから来ることが多かったですね」
Aさんによれば、田児が来店したのは60回程度で、桃田は20回程度と話している。
「摘発を逃れるために3か月で別の場所に引っ越すんです。1号店は'14年10月から12月半ばで閉めました。それで、'15年1月中旬に2号店を目と鼻の先にオープンさせました。この店になってから、桃田クンはよく来ていましたね」(Aさん)