「内々では前作でも重要な役割を担った仲間由紀恵さん、そしてジャニーズ事務所からの独立が注目される稲垣吾郎さんらが浮上していました。それでも水谷さんが“次もソリでしょ?”と、続投を示唆するような確認をしたのだそう。反町さんの3期目はすでに決まっているようです」(テレビ誌編集者)
10月からの放送を予定している水谷豊主演ドラマ『相棒シーズン16』(テレビ朝日系)。新シーズンが近づくと毎年“新相棒”情報が降って湧いてくるのだが、どうやら「冠城亘」を演じる反町隆史が引き続き登場するという。
'15年から4代目相棒に大抜擢された反町は、これで歴任者らに並ぶ3シーズン以上を務めることになる。面目は保つことができたようだ。
「3代目の成宮寛貴さんからバトンを受け取った当初、反町さんは『シーズン14』の1期限定と言われていました。つまり本命の仲間さんを口説き落とすまでの“つなぎ”だったというのです。それでも謙虚に懸命に撮影に取り組む姿勢に、水谷さんが目を細めたのです。“ソリとは相性がいいんだよ”と、ほめていましたよ」(テレビ局関係者)
一時は若いころのワイルドなイメージをぬぐえずにいたのか、さまざまな役どころがキャスティングされるも年を重ねるにつれてヒット作から見放されていた反町。
一方、妻の松嶋菜々子は'11年の『家政婦のミタ』(日本テレビ系)が、最終回視聴率40%の大当たり。夫婦の立場は逆転したかに思われた。
「大黒柱として焦りもあったでしょうが、釣りの仕掛けのように演技を試行錯誤しながらじっとアタリを待っていました。そして『相棒』という千載一遇のチャンスをものにしたのです。反町さんは趣味を引き合いに、“人生の大切なことは釣りが教えてくれた”と話しています。もはや彼にとって生きがいですね」(ドラマ制作スタッフ)
反町の“釣りキチ”ぶりは『週刊女性』でもたびたび報じてきたとおり。バス釣りのため滋賀県の琵琶湖沿いに別荘を購入しては、休暇のたびに所有するボートで釣りを楽しんでいる。いや、もはや使命とも言うべきか。
「彼が狙うのはズバリ、ワールドレコードです。'09年に琵琶湖で釣られた73・5センチはいまだ破られておらず、反町さんはビッグバス専用ルアーを特注で作ってチャレンジし続けているんですよ。
『相棒』の撮影が終わった4月から5月は、滋賀と東京を行き来する生活を送っていると聞きます。菜々子さんも“半年間お疲れさま”と、夫の釣り三昧を理解しているみたいですよ」(芸能プロ関係者)
まさにストイックな“湖上の人”となっている反町。事件を捜査する刑事のように、ビッグバスが生息しそうな場所をくまなく探しまわっているという。そんなオフ真っ最中のGWが過ぎた5月のとある平日、菜々子ら家族の帰京後にもうひとつの家族を滋賀県に呼び寄せていた。
「何でも翌週の日曜日に控えた『母の日』を前倒しして、お母さんとお姉さんを招待したのだとか。とはいえ、さすがに宿泊の際には琵琶湖が一望できるホテルを用意したみたいですね。
この日ばかりは反町さんもロッドを置いて釣りを忘れて、文字どおり“水いらず”で過ごしたそうですよ。つかの間の休息ですね」(前出・芸能プロ関係者)
世界を釣り上げたあと、満を持して握るのは銃だ!!