秋篠宮家のご長女・眞子さまとの婚約を発表した小室圭さん。彼は現在、一橋大学大学院国際企業戦略研究科に所属しながら、奥野総合法律事務所でパラリーガルとして働いている。
そんな“二足の草鞋”では収入面を心配する声もあるけれど……。
「小室さんの現在の収入で家族を養っていくことに関して、まったく不安はないでしょう。
むしろ多忙のせいで、家族と一緒にいる時間が取れなくなるという可能性のほうがあるかと思います」
そう解説してくれるのは、『弁護士法人・響』の徳原聖雨弁護士。
「パラリーガルの主な業務は、弁護士の仕事全般をサポートすることです。判例や文献の調査、裁判所に提出する起案作成や契約書類の作成準備など多岐にわたります」
気になる収入を徳原弁護士が続ける。
「事務所によって変わると思いますが、一般的なパラリーガルの初年度の月収は20万円から50万円くらいまでだと思われます。
業務内容が専門的な案件に近づくほど、収入は増える傾向にあります。小室さんは大学院で経営法務を学ばれているとのことなので、そういった専門性を法律事務所で生かしているならば、収入は高いと思います」
眞子さまも学芸員の資格を持ち、研究職としても働いているので、夫婦“共働き”というスタイルを選択されるかもしれない。
小室さんが目指す「国際弁護士」とは?
婚約報道翌日の記者会見で、国際弁護士を志すことについて「考えを巡らせていこうと思います」と述べるにとどまった小室さん。実際にはどんな仕事なのだろうか?
「国際弁護士の資格や名乗るための試験などはありません。
日本の弁護士資格を持ちながら外国の弁護士資格を持つ方は、海外の案件を請け負うことが多いので、国際弁護士と名乗ることがあります」
そう説明するのは、前出の徳原弁護士。
日常会話だけではなく、法律用語なども外国語で扱うので、外国語が堪能であることは必須だという。
「外国の裁判にかかわり、海外企業を相手にすることが多いですね。
日本の弁護士資格しか持っていなくても海外案件を請け負うことが多い方は、国際弁護士と名乗る方もいらっしゃいます。
そういう方は海外出張が多く時差もありますので、24時間対応しなくてはならない状況もあり、多忙な方も多いと思います」(徳原弁護士)
それだけ、収入もかなりのものになりそうだ。
「国際弁護士は専門性の高い案件を扱い、日本では大きな事務所に所属されていることが多いので、初年度の年収で1千万円に届くかと思います」(同・弁護士)
幼いころから外国や外交にかかわる仕事を目指してきた小室さん。
眞子さまと結婚後、グローバルな仕事を目指すことになるのだろうか。