社会・事件 2020/2/16 80代女性の孤独死、築50年のアパートに設置された“新品同様”エアコンが物語ること 孤独死高齢者おひとりさま事件 菅野久美子(ノンフィクション・ライター) 印刷 [写真 1/13枚目] ※写真はイメージ [写真 2/13枚目] ※写真はイメージ [写真 3/13枚目] 体液などがしみついた部分をはがす特殊清掃のスタッフ(※写真はイメージ) [写真 4/13枚目] 「ヒートショックで亡くなってから1〜2週間。追い炊き機能でずっと温かかったのか、ご遺体の腐敗が進んでいました」。赤黒く染まった水面には、ドロドロと皮膚が浮いている('18年撮影) 撮影/齋藤周造 [写真 5/13枚目] 「これからゴミ屋敷は増えていくと思います」と小島さん。「掃除のやり方を知らない人が増えているんです。あと、ゴミの分別が厳しすぎて、それで捨てられなくなってしまう人もいます」。見やすくするため減らしているが、実際はゴミの量はこの倍の高さくらいまであるそう 撮影/齋藤周造 [写真 6/13枚目] 「最近は“第一発見者になりたくない”“事情聴取がめんどくさい”という理由で、なんとなく異変に気づいても通報しない人が増えています」。この現場も亡くなってから発見までに時間がかかったため、布団に広がった体液の色は、茶色くどす黒い('18年撮影) 撮影/齋藤周造 [写真 7/13枚目] 佐藤さんは写真を手に、家族3人の生活を振り返った [写真 8/13枚目] 警察の霊安室で遺体となった父親と対面した [写真 9/13枚目] 荒れ果てた台所を掃除すると害虫の死骸も [写真 10/13枚目] 寝室の床にはエロ本の切り抜きがびっしり並んでいた [写真 11/13枚目] 写真右側の黒い部分が髪の毛や血の塊。ここに男性の頭があった。吐血したと思われる血は玄関口(上のほう)に向かい流れていた。風呂場にも吐血した痕が [写真 12/13枚目] 電気が通っていないので霧吹きで室内を消毒。普段は電動噴霧器を使用 [写真 13/13枚目] 男性の部屋には大量のビールの空き缶が。カウンターには小銭が並べられていた この写真の記事へ戻る