「生まれました。可愛いですね。こんなに可愛いんだって思いました」
6月27日に、主演するwebムービーの記者会見でサラッと第1子の誕生を発表した柄本佑。
「すっかりパパの顔でしたよ。でも、“男の子ですか、女の子ですか?”と性別を聞かれると、“隠してもいい? じゃあ内緒で”と教えてくれませんでしたね。父の柄本明さんについては“喜んでくれました”と笑顔で話していました」(スポーツ紙記者)
佑と女優の安藤サクラが結婚したのは、'12年3月のこと。芸能一家同士の結婚だっただけに、当時から話題になった。
「佑さんの両親は柄本明さんと角替和枝さんで、弟は柄本時生さん。妻のサクラさんの両親は奥田瑛二さんと安藤和津さんで、お姉さんが映画監督の安藤桃子さん。一家だけで映画が作れちゃいますよね(笑)」(映画ライター)
冒頭の会見でも、会場にいた記者たちが初孫の感想を聞きたがったのが、佑の父である柄本明。言わずと知れた演劇界の大御所で、'98年には日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。'11年には紫綬褒章も授与されている。
「シリアスな演技の印象が強いですが、芸能活動を始めた当初はコメディーが主戦場でした。若手時代は『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ系)のお兄さんをやっていましたし、彼が中心となって設立した劇団、東京乾電池は『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ系)の時事コントコーナーで人気になりました」(前出・映画ライター)
最近では、刑事やお寺の住職などのクセの強い役を演じることが多く、孫がいるおじいちゃんのイメージはほとんどないような気も。
「1月に放送された『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)では珍しく孫娘を持つ祖父を演じていましたが、彼女との絡みはあまりなかったですね」(芸能プロ関係者)
とはいえ、初孫が誕生したのだから、うれしくてたまらないはず。
7月初めの朝、柄本明に改めて喜びの声を聞こうと都内の自宅を訪れた。犬の散歩から戻ってきたところを直撃すると、
─お孫さんが生まれたそうで、おめでとうございます。
「ありがとうございます!」
急ぎ足ながらも、よほどうれしいのか満面の笑顔だ。
─お孫さんはやっぱり可愛いですか?
「あ、はい。可愛いです」
佑も明かさなかった“あのこと”についても聞いてみた。
─お孫さんは男の子、女の子どちらなんですか?
「えぇ、まぁ、あのぅ、なんか、あっ、どっちかです」
突然、しどろもどろに。やはり厳しく口止めされているようだ。
─将来はやはり俳優に、と考えていますか?
「いやあ、わかんないです。エヘヘッ」
うまくかわされてしまったが、佑とサクラの子どもにはスクスクと育ってほしい!