――確かに、今までの『お嫁さんにしたい女優』もそんな感じの方が大多数ですね!
高須「でしょ? アレは『トップ・オブ・もじもじ演技』の上手い女優ランキングだよ(笑)」
――ところで、もう1人のブレイク女優である永野さんは、バラエティー番組に出演した際、芸人のギャグを披露するも、逆に「天然キャラを演じているようであざとい」とネットでアンチ意見が続出しました。院長は女性芸能人の天然キャラをどう思いますか?
高須「天然キャラもあざといキャラも、完璧にやったらそれはそれで芸達者だよね。でも、日本で活動する限り、『無知の可愛さ』を支持する層がいるし、だからそうやって売ろうとする事務所が後を絶たない。これが現状だろうね」
――確かに、一般女性にも『なんちゃって天然』で支持されようとする人はいっぱいいますね!
高須「だから、天然やバカのふりができる賢い人は残るし、逆にわかったふりをしてるバカは消えちゃうもの。なので吉岡さんも永野さんも、ここから先芸能界に残ったら、実は賢くて、演技で天然キャラやかわい子ぶってるってことかもよ!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)