役者だけでなく、動物も多数出演しているため、役者の演技のよしあしだけでなく、動物のコンディションにもOK・NGが左右されてしまうのだ。動物と絡むシーンが多い役者の中には、疲労困憊している人も。
「長谷川朝晴さんは動物が苦手なようで、動物と一緒の記者会見でも本当にビビっていましたね」(芸能プロ関係者)
撮影現場で、動物以上に人気者なのが橋本環奈。
「エンディングでダンスをしているのですが、その撮影シーンには男性スタッフを中心に多くのスタッフ、出演者が集まって見学しにきていましたよ。彼女のかわいさに全員がニヤニヤしていて、ちょっと異様でした(笑)。
橋本さんは、意外と性格はサバサバ系。共演者と楽しそうにしていて、撮影現場自体の雰囲気はとってもいいんですよ」(制作スタッフ)
コミカルなキスシーン
関ジャニ∞の錦戸亮が冴えないサラリーマン役を演じている『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)。現場は和気あいあいとしていて、
「錦戸さんが松岡茉優さんにキスしようとするシーンのリハーサルでは、スタッフがスタジオ内にあるセットのリビングに上がって、隣接する寝室でのリハーサルを見守っていました。錦戸さんがキスしようと顔を近づけると、悪阻で“オエ~ッ”と松岡さんがトイレへ駆け込むシーンなのですが、あまりにコミカルで、現場のスタッフは爆笑していましたよ」(芸能プロ関係者)
『過保護のカホコ』(日本テレビ系)では、高畑充希演じる父母に甘やかされて育った箱入り娘が、竹内涼真演じる同大学の学生に“過保護”を指摘され、少しずつ自立していくという内容。しかしある日の現場には、カホコよりも心配されている人がいたのだ。
「ある日、撮影中に虫に刺されて“かゆ~っ”と腕をかきむしっていたのは、佐藤二朗さん。そんな様子を見ていた三田佳子さんと黒木瞳さんが“かいちゃダメよ!”と注意したところ“ハイッ!”と誰よりもいい声で返事をしていて、みんなで笑ってしまいました」(芸能プロ関係者)
主演の武井咲自ら銀座のクラブへ足を運び、希代の悪女を演じている『黒革の手帖』(テレビ朝日系)。初めて見る“悪女”な武井に称賛の声も多いが、業界内ではこんなツッコミも。
「『黒革の手帖』というドラマタイトルなのに、台本の表紙がなぜか安っぽいシルバー色なんです。裏で“黒(の表紙)じゃないのかよ”ってイジられています(笑)」(プロダクション関係者)
事実は小説よりも奇なり。
ドラマの舞台裏では作品よりもおもしろいことが起こっているのだ。