「いずみんに感謝していること」
’12年に結婚したふたりだが、交際中に絆を深めたもののひとつに「映画」を挙げる。
有「付き合っていたころに、よく映画のDVDを贈っていたんです。いずみんが心の病気を患っていたときには『リトル・ミス・サンシャイン』を贈りました。ハチャメチャなおじいちゃんが登場する家族をテーマにしたほっこりする名作だったので、これを見て元気になってもらおうという“映画の処方箋”というつもりでしたね。でも、いまだに感想を聞いてなくて……」
丸「ちゃんと見たよ!(笑)」
有「今だからわかりますが、DVDをたびたび贈っていたことで“絆”ができた部分もあると思います。当然ですが、いずみんは僕ほど映画の知識がないからこそ、いい関係を保てているのかなと。お互いに詳しいと、こだわりがあったりしてケンカしちゃうこともあると思うんですよね」
丸「逆に私は報道記者をやっていたこともあったので、主人に“このニュースはどういうことなの?”と聞かれて答えることもありますね」
有「お互いに知らないことを補い合っていくことが“夫婦円満の秘訣”なんです。特に、いずみんに感謝しているのは、映画グッズを買うことに関して文句を言わないこと。かれこれ総額で1500万円ほど使っているので(笑)」
「リチャード・ギアみたにな年のとり方をしてほしい」
そんな有村昆さんと丸岡いずみさん夫妻が、読者とその夫に、それぞれオススメする映画は“伝説的な名優”の作品だという。
有「僕はやっぱりオードリー・ヘップバーンの出演作品を世の奥様方に見てほしいですね『ローマの休日』や『麗しのサブリナ』も文句なく素晴らしいのですが、オードリーの外見的な美しさだけではなく内面からにじみ出る美しさにも注目してほしい! “映画セラピー”という言葉があるようにオードリー作品を見ることで、より美しくなれるんじゃないかと思います」
丸「私は出演作品を全部見ているほどリチャード・ギアが大好きなんです。『プリティ・ウーマン』や『愛と青春の旅だち』や『オータム・イン・ニューヨーク』がオススメですね! 彼は常に一歩引いたような演技で紳士的なイメージ。品があって“大人の男性”の魅力にあふれていると感じます。世間の旦那さまにはリチャード・ギア作品を見てほしいですね。主人も彼のような年のとり方をしてほしいです」
有「いずみんがリチャード・ギアが好きだったなんて知らなかったよ! 彼のようになるのは大変だと思いますが頑張ります(笑)」