――ハロウィーンの仮装をしている人がけっこういましたね。
崎山 いましたねー! 完成度が高くて、本物と間違えそうになるくらい。ただ、メイクで紫の唇にしてる人はいなかった(笑)。
中尾 僕たちだけだったね。ふたりで並んでいると、振り返って二度見、三度見されたよね。でも考えてみたら、ハロウィーンの時期にディズニー来るのは初めてかな。つばさはカリブの海賊が好きだから、ジャック・スパロウ(の仮装)をやりたいんじゃない?
崎山 やりたいねー。暢樹は?
中尾 僕はアラジンかな。
崎山 暢樹のエキゾチックな雰囲気にぴったりだね。じゃあ次回のディズニー撮影は仮装で!
歳の差を感じない関係
ときに年齢が逆転することも
――撮影でも息がぴったりなところを見せてくれたふたり。お互いにとって相手は、どんな存在?
崎山 歳は7歳離れているけれど、上下の関係ではないよね。強いて言えば……地元の友達?
中尾 同じ高校の先輩後輩かな?
崎山 部活のね(笑)。最初に出会ったとき、暢樹はまさに高校生。若いな〜とは思いました(笑)。とはいえ、プロとしての自覚はすでにしっかりあったし、今では一緒に何かを乗り越えてきた仲間。力の抜きどころが似ているんだろうね、だから一緒にいて違和感がない。
中尾 最初の仕事では、長い時間一緒にいたもんね。つばさは年上だけど、リーダー風を吹かせたりはせず、周りの空気が沈んでいるときは、さりげなく盛り上げてくれる人。機転を利かせた言葉でみんなを笑わせ、ムードを変える才能は、舞台の上でも生かされていて、すごいなと思います。
崎山 お互いの家に泊まってゲームしたりするときは、年令が逆転するけどね! 年下といえども容赦しないんで(笑)。
中尾 強いんですよ、絶対勝てない。そこは大人げないです(笑)。
(仕事の顔から時折、プライベートでじゃれあうときの顔をのぞかせるふたり。お互いのリラックスした表情が、普段の仲のよさを物語っている)