やせる+身体を変えるはこのメニューで
「居酒屋ダイエットにはたったひとつだけルールがあり、一酒三菜を守ってください」
まず主菜は、魚、肉、卵、大豆を使った料理からメインを1品決める。ダイエットに有効な燃焼系のタンパク質をとるわけです。いくら好きでもいつもマグロばかりというのではなく、いろいろな種類の魚を食べたほうがダイエット効果はアップ。どれを食べたらよいのか迷ったら、旬の魚を選ぶのもひとつの方法。
「女性にはローストビーフもオススメします。家では食べられないし、ダイエット効果もとっても高いんです」
副菜①は、野菜料理から選びます。老廃物を排出するデトックス効果のある野菜や、抗酸化作用のある食材を選んで、身体のコンディションを整えながら。メインの主菜の働きを促進させるのです。
イチオシはトマト。赤・黄・緑の食材の中でもトマトのβ−カロテンは抗酸化作用に加えて、脂肪燃焼、アルコール分解効果もあってダイエットにはぴったり。
アボカドはビタミンA、C、Eがとれる若返り果実で、これも女性たちに積極的にとってほしい。
副菜②は、海藻や、魚介、キノコ類から選ぶ。シメジやシイタケといった不溶性の食物繊維は、胃腸で水分を吸収して、便のかさ増し効果で、便秘の改善にもよい。女性に多い便秘には、キノコ類を。お酒を楽しくおいしく飲むために肝臓や腸に働きかける食材などから好きなものを。
主菜、副菜①,②で三菜が選べましたね。そうしたら、漬物を選びます。居酒屋ダイエットでは、漬物のとり方にもこだわっていて、食事の前に漬物を5切れ、そして飲んだり食べたりしながら、残りの漬物を食べます。漬物だってとっても大事な食材。
最後に、主食を選びます。主食はご飯や麺類ではなく、豆腐料理からどれか1品。これで5品が選べました。これらにお酒を加えたのが1人前のメニュー。
単品をバラバラと食べるのではなく、組み合わせたのは、食べ合わせによるダイエット効果が得られるから。
目的別のメニューを挙げておきますが、これに準じて食材を選び、組み合わせてみましょう。
燃焼食材、抗酸化食材、整腸食材と組み合わせることで身体はどんどん変わります。
「いかがですか、かなり飲みごたえも食べごたえもあるはずです。楽しく食べて、やせましょう」
居酒屋だけでなく、自宅でも応用できますよ。コンビニのお惣菜などでもできるので、やってみて!