――プレゼントしたかった相手がたくさん集まってくるツアーの追加公演として、12月の“初の武道館ソロステージ”が発表されましたね。
「すごく楽しみで、1日も早くステージに立ちたい気持ちなんです。あまりにもうれしくて、武道館で泣いてしまうんじゃないかと思っているくらいです。もちろん、悲しい涙じゃなくて、喜びに満ちたうれしい涙を流すんじゃないかって」
――これまで、ウヨンさんが泣いた姿をあまり見たことがない気がします。
「僕は、ステージの上で泣くのが好きじゃないんです。もちろん、泣いたことはありますよ。でも、僕の泣き顔は、美しくないんです(笑)。泣き顔が本当にブサイクになっちゃう。そのことを、メンバーに冗談っぽく言われることがあって。だから、僕は、彼らのせいで泣けないんです(笑)」
――ステージで涙を見せないウヨンさんが男らしくてカッコいいなと思っていました。
「くくく、(ガッツポーズをしながら)よしっ!」
――(笑)。いつも、一歩引いたところでメンバーを見守っているイメージがあります。
「だって、みんな僕の弟みたいな感じだから(笑)」
――年齢では、年上の方もいらっしゃいますよね。
「ええ、そうですね(笑)。でも、おっしゃるとおり、いつも一歩引いた感じでメンバーを見たい、見るように努めている気がします。それは、自然とですね」
――今回の『まだ僕は…』もそうですが、ウヨンさんのつくるステージや曲は、聴く人にそっと寄り添ってくれる、そんな印象があります。とても居心地のいい空間をつくることができる方ですね。
「素敵ないい言葉を、ありがとうございます。なにか食べたいものがありますか? なんでも大丈夫ですよ(笑)! 話を戻しますが、きっと自分の中に寄り添いたいというような気持ちがあるんだと思います」
――だからこそ、12月5、6日の武道館のステージが本当に楽しみです。
「今回の武道館は、僕の人生にとって本当に大事な公演になると思うんです。ステージ構成をツアーとは変えようかとも思っているんですが、その反面、ツアーを維持したままやってみたいという欲もある。どんなものになっているか、遊びに来て確認してください」