――なるほど。三位一体が大事なんですね。ところで高橋さんは『anan』(マガジンハウス)で、斎藤さんは『週刊文春』(文藝春秋)でそれぞれヌードを披露し、女性たちから大きな反響がありました。斎藤さんは「顔がエロい」とも言われていますが、年齢を重ねた男性には、いわゆるフェロモンがあると思いますか?
高須「ズバリ、虫以外のフェロモンの有無は微妙なんだよ。だから“フェロモンの出る〇〇”の商品とかも効果は微妙でね……(笑)。きっとそこは、自分で“これをすると受けるな”とかいうジャッジができるということでしょう。要は自分のキャラクターや話題のポイントを把握しているということですね」
――なるほど。でもその策略ができるのも、年齢がある程度いってるからこそと言えますね。ところで高橋さんは笑うと顔がシワシワになるのが特徴で、なんと1日1食生活を10年続けているそうなんです。ネットでは、「栄養が足りていないからシワが多いのでは?」という声もあります。
高須「それはすごいね! 太りやすいのかな? 確かに身体や肌のためにも、せめて2食はとりたいところだね。目尻や口元を見ると、シワになりやすい皮膚のタイプなのかも。やせてるし、4人の中では一番老けるのが早いかもね!」
――逆に若さが保てそうな人はいますか?
高須「星野さんだね! 事務所の先輩である福山雅治さんもそうだけど、ミュージシャンはやせ型でも歌やステージのためにエネルギーを貯めるから、割とバランスよく食べるし、寝る。このエネルギッシュさは若さを保つと思うよ」
――なるほど。食べて歌って発散して、確かに若々しくいられそうです!
高須「食べるだけ、動くだけじゃ人はダメなんだよ。バランスが大事! アラフォーでブレイクするにも、自分とキャラ作りのバランスが大事! バランスを制すモノはイケメンより強し! 今伸び悩んでるアラサー俳優は、自分を知ると彼らに続くブレイクができちゃうかもよ!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)