「最初に行った病院で、ベテランの女医さんに数値の検査結果の紙を見ながら言われたの。“石田さんの精子がダメですね”って」
と、ぶっちゃけたのだ。これは男性にはなかなか受け入れられないことのようで、同じくセミナーに登壇していた宋さんも、
「女性は排卵機能がないとわかっても、自然に妊娠できないんだとは思うけれど“私、女じゃないんだ”とはならないですよね。でも男性は精子が機能しないとなると“お前は男じゃない”と言われているような気になるんですよ」
とコメント。東尾も、
「そうそう。やっぱり男の人はそういうの気にするから!」
と、うなずいていた。
「石田さんの年齢ならば、精子の質の低下は不思議ではないことですが、これまで“不倫は文化”のプレーボーイで売っていて、実際にいしだ壱成さん、すみれさんというお子さんもいたので、まだまだいけると思っていたんでしょう。理子さんは、夫のプライドを傷つけないようにと公表を控えていたようです」(芸能プロ関係者)
石田のように、不妊の原因が男性にあることは決して珍しいことではないと話すのは、オークなんばレディースクリニックの田口早桐医師。
「年齢による生殖機能低下は女性だけでなく、男性もゆるやかですが、もちろんあります。何歳でも子どもをつくれる可能性はありますが、加齢が原因の染色体異常で受精がしにくくなります。
体外受精をするにしても、開始する年齢が若いほど成功しやすいです。今回の第3子は、東尾さんが39歳のときの卵子ですから、ラッキーだったと思います」
不妊の原因が男性にある場合は“心の問題”も大きいという。
「私のクリニックでも“(精子の)数値が悪かったらどうしよう”と気にして、検査を嫌がる男性は多いです」(田口医師)