スペシャルQ&A【有澤樟太郎編】
――多和田さんには言ってないけど、感謝していることは?
有澤 感謝だらけですよ。誕生日にディズニーに連れて行ってくれたし。それまで2人でご飯行ったこととかもなかったのに、「チケットあるからディズニー行かへん?」って。しかも僕が「ランドに行きたい!」って言ったら、それも快く「いいよ」って言ってくれて。それだけじゃなくて、昨日も誕生日祝いで焼き肉をごちそうしてくれて、2回もお祝いしてもらったんですよ。かわいらしい帽子もプレゼントしていただいて。“後輩にこんなことしてくれる人おらんで~”と思って。僕はいい先輩に恵まれてるなと思います。
――多和田さんに直してほしいところは?
有澤 めっちゃキレイな顔してるじゃないですか秀弥くんって、イケメンやし。けど、やっぱり関西人やから盛り上げようとする意識が強くてイケメンらしからぬ行動や発言をするから、みんなあんまりイケメンキャラとして見てないというか(笑)。でもプライベートは男前なんですよ。ただ舞台に立つと、そういう自分があんまり好きじゃないのか、身体を張って笑いを取りに行く(笑)。だから、たまにはもうちょっとイケメンキャラ通してもいいんじゃないかな。サービス精神旺盛すぎて、お客さんからも、もしかしたらそういう目で見られてしまうんじゃないかと(笑)。せっかくカッコいいんだから、それを全面に出したキャラもたまには見せてください。十分もう面白いから(笑)。
――お芝居をしていて不安になることはありますか?
有澤 稽古(けいこ)中は常に不安ですね。舞台って自分で準備してそこに演出をつけてもらうところもあるので、いろんなプランを考えて出すんですけど。最近はだんだん幅広い役をやらせてもらうようになって、役作りの段階で台本を読んで、“ここは出す芝居のほうがいいのか、抑えたほうがいいのか”とか、すごく考えますね。だから立ち稽古の前の本読みがいつも不安です。周りを気にしちゃうところが若干あって、考えてきたものを自信を持ってまだ出せないというか。
あと2.5次元作品をやるときはビジュアル面ですね。いつも、似てるのかな~って(笑)。ビジュアルの完成度が高ければ高いほどお客さんはうれしいと思うので、不安を払拭(ふっしょく)する意味でも身体作りとか表情の作り方とか、稽古前に自分でできる準備はやります。
――スマホの今のお気に入りのアプリは?
有澤 スマホのゲームは『刀剣乱舞』をやってます。あと、『ハイキュー!!』の舞台に出たときに、キャストの間で『シャドウバース』っていうカードゲームアプリがすごい流行って。カードゲームは、小学生時代の『遊戯王』以来、めちゃめちゃハマって。久々に続いてますね。『ハイキュー!!』の公演中は休憩時間によくみんなで勝負してました(笑)。
――あなたにとって愛とは何ですか?
有澤 今年、初めてファンの方120名と一緒に1泊2日のバスツアーで温泉旅行に行き、もう最初から感極まってしまって。俳優の仕事もアンサンブル(キャスト ※役名のない登場人物のこと)から始まってる僕が、バス3台でファンツアーできてるってことに、素で考えたら“うわ~”って鳥肌が立って。120人って目の前にするとけっこう多くて。ホテルでのトークショーの最後に母親からの手紙をサプライズで読まれて、もういろいろな感謝があふれてきて久々に泣きました。そこで、母親の愛やファンの方の愛を感じました。応援してくれるファンの皆さんに対して、もっと愛を持とうってより強く思いましたね。
――ご自分のトリセツ、多和田さんのトリセツを教えてください!
有澤 僕は、人と話したいときの顔がわかりやすいんですよ。見ればすぐわかるので、そういう顔してるときは話しかけてほしい(笑)。だからこの前も、佐藤流司くんに「お前、話したそうな顔するなよ」って、一番恥ずかしいツッコミされて(笑)。何でも顔に出ちゃうんで。絶対ウソつけないし、すぐバレます。子どものころも、いつもすぐ母親にバレてました(笑)。
秀弥くんのトリセツは、適度に休ませてあげましょうってことかな。持続型じゃなくて最初からスタミナをグングン消費して進んで行くんで、面白いからって、あんまりイジリ過ぎず、ペース配分を周りが考えてあげましょう(笑)。電池切れたらすぐわかります。秀弥くんも僕と一緒で顔に出やすいんですよね。
――最近、胸がキュンとなったことは?
有澤 動物が好きで、暇さえあればペットショップに寄っちゃいますね。それと寝る前に、YouTubeで動物の動画を見て「かわいい~!」ってキュンキュンしてます。お気に入りは子犬と子猫。実は子どもの頃は犬が怖かったりしたんですけど、セントバーナードとか大きな犬もかわいいと思うようになって。動物ってなんか人間っぽいところもあるじゃないですか。見てるだけで癒されますよね。飼いたいなと思うのは、モフモフしてるトイプードル。服を着させてあげたいですね(笑)。