専門家の見解は

都内にある生田の自宅。以前は秋元と娘とともに住んでいた。騒動以降、彼が帰ってきた様子はなかった
都内にある生田の自宅。以前は秋元と娘とともに住んでいた。騒動以降、彼が帰ってきた様子はなかった
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 男女問題専門家の露木幸彦さんによると、離婚協議中に子どもを夫にまったく会わせない妻は多いという。

「秋元さんの場合は不倫疑惑がありますし、おそらく彼女のほうも夫に対する不信感、嫌悪感がある。娘さんはまだひとりで行動できる年齢ではないので、面会させる場合は日時など、夫婦間のやりとりが必要になる。当初は会わせようとしなかったのは、それが理由ではないでしょうか」

 一般的に夫側が親権を獲得するのは難しいといわれるが、このケースではさらに悪い条件が加わっている。

別居前か別居と同時に親権をとるよう動いていれば……。別居から1年以上経過し、娘さんは今、秋元さんのもとで問題なく生活ができているわけです。それを親の都合で変えるのは、子どもにとって大きな負担。今から生田さんが親権をとるのは、ほぼ不可能でしょう」(露木さん)

 今回の報道では秋元の思慮に欠けた行動が明らかに。別居の原因が不倫であれば、親権の判断にも影響が出るのではないか。『弁護士法人・響』の天辰悠弁護士に聞くと、

「家庭裁判所は、親側の事情や子どもの事情を考慮して、どちらがより養育環境としてふさわしいかを選びます。総合的な判断なので、不倫をしていたから、ただちに親としてふさわしくないということにはなりません。ただし、不倫にのめり込んで、育児をおろそかにしていたといった事情が見られれば別です。監護する能力に問題があると判断されるでしょう」

 生田が親権を得る可能性もゼロではない。

「父親がメインで育児をしていたのであれば、父親の環境のほうが育児にふさわしいという判断も十分にありえます。夫に子どもを会わせなかったことも、それが母親による自分の保身のためであれば、争点にはなってくるかもしれません。ただ今現在、母親のもとにいるのであれば、このままで、となる可能性が高いでしょうね」(天辰弁護士)

 秋元はなぜ、娘を生田に会わせたがらなかったのか?