高橋教授が警戒する東日本12火山は図(*外部配信先のサイトではご覧いただけません。ニュースサイト『週刊女性PRIME』でご確認いただけます)のとおり。
「火山はニキビと一緒。ニキビの原因となるマグマは今もたまっており、いつ、どこのニキビが腫れてつぶれるかわからない。噴火口は山頂とは限りません。火口以外から噴火することもある」(高橋教授)
火山の内部でマグマや水蒸気がたまると山体が膨張する兆候が現れる。しかし、雪のシーズンは山肌に厚化粧をしているようなもので外面上の変化はとらえにくい。精密な観測機器が頼りだ。
気象庁に観測機器の強化などについて尋ねると、「全国のほかのノーマーク火山への対応は火山・噴火予知連絡会のメンバーと検討したい」(火山課)と話すにとどまった。
予算は国民の命を守るため有効に使ってほしい。