ドラマでは、舞台となるコーポラティブハウスに住む4組のカップルを中心にいろんな幸せの形を描いていますが、ふたりが幸せを感じる瞬間は?
深田「時間を忘れて、何かに没頭しているとき。撮影でも“もうこんなに時間がたっていたの?”というぐらい集中したときは気持ちがいいですね。プライベートだと……掃除しているときかな(笑)」
松山「最近、子どもたちと食事をしているときに、隣からお箸の音が聞こえてくるのっていいなって思ったんです。そのときにこういうのが幸せなんだろうなってふと思いました」
ちなみに、ふたりが“隣の芝生は青く見える”ことは?
深田「“いいなぁ”が口癖なので、何でもありますよ。常に思いすぎていて、思い出せないぐらい(笑)」
松山「最近調べていていいなと思ったのが、自然農法などの著書などを出されていた福岡正信さんの生き方。すでにお亡くなりになっているのですが、農業のことを語っているはずなのに、生き方の話になっているんです。自分が経験したものを思想や哲学として残されていて、次世代に影響を与えている。僕も映像に残る仕事をさせていただいているので、下の世代につながっていくものを残していかなきゃな、とあらためて考えさせられました」
今回のドラマからも、何かを感じ取ってほしいと語る。
松山「いろんな形の家族が出てくるので、誰が見ても共感できたり、考えさせられる部分があると思います」
深田「こんな選択肢もあるのかなと参考になったらうれしいです。また少しでも励みになるように丁寧に描いているので、妊活されている方たちにも、今まではあまり興味がなかった方にもぜひ見てもらいたいですね」
<出演情報>
ドラマ『隣の家族は青く見える』
毎週木曜、夜10時~、フジテレビ系