高崎 キンプリのコール&レスポンスもすごかったな。あれ、どうやって練習してるの? 僕もやりたくていろいろ試してるけど、うまくいかないんだよね。
橋本 あれは、舞台でそういうシーンがあったり、ファンの中にもルールみたいなものがあったりするんだけど……、ステフェスではどうなるか正直、読めなかったよ。
高崎 レスポンスが来なかったらって? 確かに今回は、(そのシーンを知らない)他の舞台のファンも多かったからね。
橋本 でも結果、舞台以上の反応が来てうれしかった。しかも僕、大みそかが誕生日なので、舞台上でメンバーとお客さんからお祝いしてもらったんです。ペンライトのロウソクを僕が吹き消すっていう演出もしてくれて。あんなでかいケーキは初めて! 思い出深いです。
高崎 何気に祥平の誕生日は、毎年一緒にいるよね。もちろん仕事だけど、今回で4年目じゃない?
橋本 そうだね。来年も一緒にいられたらいいね♪
高崎 …………(無言)
橋本 お願いします!
──今後の活躍が期待される2人。次に共演するなら、どんな作品?
橋本 次は映画で共演したいねって話してて。
高崎 2.5次元作品では原作を追う役作りが多くなるので、自分でイチからキャラクターを作り上げていくオリジナル脚本に挑戦したい。
橋本 配役は、今のままの関係性がいいから、親分と子分とかかな。
高崎 「行くぞ祥平!」「へい親分!」……って誰が親分だよ!
橋本 バディものはどう? 「相棒」みたいな。
高崎 いいね。僕らだと、事件を解決できなさそうだけどね(笑)。
──役者として、相手の強みはどこだと思う?
橋本 翔太くんは家にいるときは、ひたすら本を読んでいるか映画を見ている人。そうやっていろいろなものをインプットしているぶん、たくさん引き出しを持っているし、読書量がすごく多いから、台本を理解するのも早いです。だから翔太くんと共演したときは、自分は頼りっきり。お芝居に関しては、翔太くんによく相談しますね。
高崎 舞台という生の空間で、何か予想外のことが起きても、アドリブでつないで危機を回避する瞬発力とカン、応用力を祥平は持っています。それに、出会ってからの伸び率がすごい。今や主役としての姿勢が板について、稽古中から本番までずっとテンションを保ちながら人を引っ張っている。いい成長を遂げていると思います。
<プロフィール>
たかさき・しょうた◎1988年生まれ、新潟県出身。ミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。2月より上演の『おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』では第1弾に引き続き、おそ松役を演じる。
はしもと・しょうへい◎1993年生まれ、神奈川県出身。 舞台『刀剣乱舞』や『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』など、2.5次元作品を中心に活躍。3月に舞台『閉店拒否!~俺たちは帰らない~』で主演を務める。
(取材・文/佐藤遊)