スペシャルQ&A【三浦宏規編】

――矢田さんには言ってないけど、感謝していることは?

三浦 『テニミュ』の氷帝で一緒だった井坂郁巳っていう仲がいい役者がいるんですけど、そのいくみんが矢田さんのことがホントに大好きで。『テニミュ』の稽古中に、一緒に「ヤバいねって」言いながら、ホントに延々と矢田さんの動画を見てたんですよ。だから、その歌声を生で聞けたことに感謝してます。

――矢田さんに直してほしいところは?

三浦 髪の色。そろそろ落ち着かせたほうがいいんじゃないかなと。いつも金髪だから頭皮が心配です。ホリが深いし外国人顔だから似合うんですけどね。それ以外はもう完璧です。

――お芝居をしていて不安になることはありますか?

三浦 明確なビジョンが見えないときかな。新しく役をやるときって、だいたい頭の中で見えるんですよ。俺は客席にいて、舞台があって、で三浦宏規がいて、舞台の上でその役を演じている姿が。だいたいどの作品でも見えるんですけど、それが稽古の最初のほうで、台本読んでも稽古してても、全然イメージがわかないときはすごく焦りますし、不安になります。『刀ミュ』(ミュージカル『刀剣乱舞』)は一瞬でイメージが湧きましたからね。すごく自分に合っている役だったのかもしれないです。もちろん稽古では苦戦しましたし、めちゃくちゃ怒られましたけど。ビジョンが浮かばないときは、まったく関係ない題材の映画とか見たりします。それでちょっとインスピレーションがわくこともあります。

三浦宏規 撮影/廣瀬靖士
三浦宏規 撮影/廣瀬靖士
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――三浦さんにとって愛とは何ですか?

三浦 愛……18歳のクソボウズに、「愛とは何か?」って聞くんですか?(笑) なんだろうな~。でも、やっぱり家族はいいですよね。絶対に愛してくれるじゃないですか、自分も好きだし。ケンカはするけど。

 僕はひとりっ子なんですけど、14歳でよく東京に出してくれたなと思いますよ。「東京に行きたい」って勝手に言い出して、でも「好きなことやっていいよ」って両親とも言ってくれましたからね。ホントは嫌だったでしょうけど。親孝行はまったくできてないんですけど、離れてみて、より親のありがたさを感じますね。一緒にいるときは、ご飯も「またこれ?」とか言ってたんですけど、久々に食べるとうまいんですわ。マジ味噌汁とかホントに美味しいな~って。ウチは赤だしなんで、たまに赤だしのお味噌汁飲みたいな~って思う。家族愛ですね。家族は大事にしようって思います。

――ご自身のトリセツ、矢田さんのトリセツを教えてください!

三浦 矢田さんはね~、たぶん、「あんまり干渉しないでね」ってタイプだと思う。あとは髪が痛まないトリートメントを教えてあげると喜ぶと思います。あと、褒められても分かりやすく喜ばなそう。その場では「マジで?」って感じのリアクションだけど、家に帰ったらニヤニヤしてそう(笑)。俺はね~、たぶん猫気質なんですよ。だから、めっちゃかまわれるのは嫌いなんですけど、でもあんまり来ないとそれもそれで寂しいから、俺の空気を読みつつ、適度に接してねって感じかな。俺、面倒くさいんですよ(笑)。

 あと最近、おいしいものがあるとテンションが上がるんですよね。前はあんまり食に興味がなかったんですけど、グルメサイトとかもよく見ちゃう。あとはエナジードリンクが好きだから、差し入れであるとうれしい。ホントに大好きなんで、休みの日でも朝からコンビニで買って飲んだりします(笑)。

――最近、胸がキュンとなったことは?

三浦 電車に乗ってるときのことなんですけど。小学3年生くらいのちっちゃい男の子と女の子がいて。たぶん友達だと思うんですけど。そのちっちゃい男の子が空いている席の前にテクテク歩いてきて、「ここに座んなよ」って、女の子に言ってて。それ見てめっちゃキュンキュンしました。

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