「ボクね、もう髪切るんでね……仕事で。っていうか、アート寄りの感じで」
2月12日に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)でパーソナリティーを務めたのは、堂本剛。
「“短髪にしようかなとも思ったけど、ジャニーズっぽい髪型になっちゃうのがイヤで、伸ばしたままにしてる”と話していたことがありました。目標は乳首までと言っていたのですが、ようやく到達したみたいです」(ヘアメイク)
“散髪”発言と同じくらい、注目されたのが、その理由。アート寄りの仕事で切るとあって、ファンはその動向を見守っていたという。
「KinKiだけでなく、ジャニーズ内の他グループやももいろクローバーZにも楽曲提供をしているので、音楽方面なのか。それとも得意のイラストにまつわる仕事なのか。さまざまな憶測が飛び交いました」(芸能レポーター)
ファンの妄想が膨らむのには、理由があった。剛の“課外活動”は、アナウンスされることがないからだ。
「剛さん本人の意向で、公式サイトやファンクラブ会報、ラジオなどを用いて宣伝をすることはないんです。
なぜならすべてKinKi Kidsとして活動しているものではないから。しっかり分けて活動をしているため、ファンも過敏になっているのでしょう」(同・芸能レポーター)
2月21日から開催されたファッションの祭典・ミラノコレクションで、剛の“仕事ぶり”がベールを脱いだ。
「2月26日にATSUSHI NAKASHIMAというファッションブランドと極秘でコラボしたんです。剛さんのソロプロジェクト名『ENDLICHERI』の再始動として『ENDRECHERI』というロゴや、この名前のもとにもなった古代魚『エンドリケリー』のイラスト入りアイテムなどを披露しました」(スタイリスト)
ミラノコレクションといえば、世界の錚々たるファッションブランドが新作を披露する華やかな舞台。そこでコラボしたアイテムが発表されたのだから、ただ事ではない。アイテムはパーカー、スウェット、カバン、ハット……など、多岐にわたる。
「実は、過去に同じミラノコレクションで3回、剛さんがショーの音楽を担当しているんです。今回で4回目になるのですが、とても評判がいいんですよ。
ファッションショーはあくまで、主役は洋服。モデルさんも引き立て役でしかありません。ショーとして、しっかり計算された音楽を剛さんは作っているんです」(同・スタイリスト)
この音楽の申し出は、ブランドサイドからのものだとか。
「デザイナーの中島篤さんが'12年に発売された剛さんのアルバムを聴き、和の要素を取り入れた感覚を気に入って、お願いするようになったそうです」(芸能プロ関係者)
今まで1度もコレクションに参加はできていない剛。次回こそは、ランウェイを歩く彼の姿を見たい!