ーー息子さんが舞台を降板されたとのことですが?
「知っているけど、僕の口からは何も言えないね……」
そう言葉を濁した布川だったが、次第に重い口を開いた。
「(演出家が)怒るようなことをするような息子ではなかったです。反抗期というものも特になかったですからね。なぜか僕と違って優等生なんですよ。
僕も今までに1度も怒鳴ったり、手をあげたことがなかったですから。そういう部分では人に迷惑をかけるような子どもではないと思います。
やはり、今回のことに関しましては事情がちょっと……僕も稽古場にいたわけではないですし……」
ーー逆に、何かあって怒られたときは“弱いかな”と感じることはありましたか?
「それはないと思います。ママから10年間、厳しく育てられましたから。芝居に関しても長ゼリフを覚えられないということはないですね。
僕なんかとても無理というレベルのこともこなせます。昔から先輩方に認められて、座長をやらせていただいたりとか、舞台に関しては僕以上に経験がありますので、すごく楽しみにしていたんですよ」
真相については言えないとしながらも、親バカ発言を連発した布川。後日、隼汰の所属事務所に問い合わせたところ、「降板になったのは事実です。それ以外はお答えできません」とのことだった。
ちなみに、今年10月に公開される、倉科カナ主演の映画『あいあい傘』に隼汰が出演することが決まっている。
監督は宅間が務めることになっているのだが、まさか再び“共演”するのだろうか。
「違いますよ。『あいあい傘』は舞台よりも前にすでに撮り終えています。ですから、降板になった後にまた隼汰さんと宅間さんが顔を合わせるわけではありませんよ」(映画ライター)
真相が語られる日は来るのだろうか?