スペシャルQ&A【東啓介編】
――柳下さんには言ってないけど、感謝していることは?
東 こんなにも快く僕を受け入れてくれていることに、すごく感謝してます。僕は、仲良くなり始めると、すごく距離を詰めちゃうほうなので(笑)。大くんが忙しそうでも、「ご飯行きませんか?」とか言っちゃうから。それをなんか、ほんとに優しく、快く受け入れてくれているので。嫌がらずに相談に乗ってくれたりとか、親しくなって2か月くらいなのに、ここまでよくしてもらって、本当に感謝しています。
――舞台の楽屋に必ず持ち込むものは?
東 美顔ローラーみたいなのがあるんですけど、あれを顔じゃなくて首に使います。楽屋で歌う前とかにコロコロやっていると、よく「用途間違えてない?」って言われるんですけど(笑)。歌うと首が張ったりするときや疲れてるなと感じたときに、ほぐすために使ってます。頭のコリをほぐすのにも使いますよ(笑)。
――今だから言える、舞台での失敗談を教えて?
東 『BOY BAND』っていう舞台で、僕はアンサンブル枠というか、いろんな役をやる役割で出演したんですけど。女装、オカマ、ニュースキャスター、黒子……もう13役くらいやったんですね。稽古中は、オカマ役とか、自分の中での振り切り方がわからなくて、上手くできなくて、演出家さんにも指摘されてトイレで泣きましたし(笑)。それが、お客さんの前ではすごい振り切れて、みんなが「よかったね」って言ってくれて。“ヨッシャ!”って。
公演を重ねてちょっと調子に乗ってきたんでしょうね。そのときはカメラマン役だったんですけど、みんなのポーズを滑稽に撮るっていうシーンで、カメラを持たないで舞台に出てしまったんです。で、ヤバいって思って。「じゃあ撮るよ~」パシャパシャパシャ、で暗転なんですけど、撮るカメラがないから、「本当のカメラマンはあっちにいるから、あっちを向いてくださ~い」みたいなことを言って。他のキャストのみなさんが「なんだよ、それ?」みたいな感じで臨機応変に対応してくれて、それでなんとか乗り切りましたけど、焦りました。