公務“全参加”の可能性

 今回の「みどりの愛護」は、現在7つとなった『八大行啓』のひとつで、皇太子ご夫妻にとっては特に大切な公務とされている。昨年は、7つのうち4つに出席された雅子さまだが、今年は“全参加”を目指されているのではと、とある皇室ジャーナリストが話す。

記念植樹の会場では終始、笑顔でお元気そうだった雅子さま(5月26日)
記念植樹の会場では終始、笑顔でお元気そうだった雅子さま(5月26日)
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「今年は皇太子妃としての“ラストイヤー”ですから、集大成という意味でも7つすべての行事に出席される可能性があると思います。

 しかし、地方公務は移動時間が長く、現地施設の訪問要請も重なるなどご負担が大きいです。なかには2泊以上を伴うものもあり、ご体調との相談になるでしょう」

 雅子さまが2泊3日での公務を果たされたのは、'07年に行われた徳島県での『国民文化祭』が最後。昨年2月には出席が検討されていた『冬季アジア大会』を直前にキャンセルされたことも。

 2泊以上の地方訪問は、まだご負担が大きいかもしれないが、前出の渡邉さんは、今年の雅子さまに対する“期待”を語る。

「先日の赤十字大会では、美智子さまから雅子さまに対する励ましともとれる出来事があり、徐々に自信をつけられているとお見受けしました。

 高齢である美智子さまのご体調の心配もありますし、ご心労を与えないためにも、雅子さまはお仕事にまい進されることでしょう。

 最近は積極的に公務に励まれているので、今年は2泊以上の地方公務にもチャレンジする可能性は十分あると思いますよ」

 国民も雅子さまが輝くお姿を楽しみにしているだろう。