そんな片山の普段のワガママぶりを「垣間見た」と話すのは、ある飲食店の客のひとり。
「もう4~5年前ぐらいですが、都内でも人気の日本料理店で彼は若い女性と二人で訪れ最初のうちは談笑していたのですが、急に持参したワインを取り出し『これ開けて』と言い出したんです。
もともと料理長やオーナーさんと知り合いだったようで、お店の方も苦笑しながら、ワインを開けましたが、そのうち提供される食材の食べ方に『俺だったら、これには違うタレを使う』とか『その肉、もっと大きくカットして』とかワガママを言い始め、次第に『ちょっとそれかして、俺にやらせて』と料理長の包丁を取り上げようとしたり……。
常連さんなのかもしれませんが、カウンター席で大きな声で電話をしたり、とにかく大人のマナーとは程遠い感じを受けました」
片山に対する処分は6月中に発表される予定だが、プロゴルファーであるならば、まずは自分の行いを省みることが先ではないか。
<取材・文/小窪誠子>