俳優の別所哲也(52)がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるアジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018』(今月4日〜24日まで開催)。
鼻につく私物化ぶり
「今年でちょうど20回目。長年続けていることには敬意を表しますが、運営の仕切りがひどすぎる」
と、情報番組ディレクターはカンカンだ。
会場ではスチールカメラマンの怒号が飛び交ったという。
「カメラマンはプレスのシールに書かれた番号順に入場できるのですが、案内スタッフがまったくそれをチェックしていない。
後から来たカメラマンが先に着席していたり、着席した後に目の前に映画祭側のオフィシャルムービーが入ることを知らされて、“それじゃ写真が撮れない!”って大混乱。もう一度、着席をし直すというお粗末ぶりでした」(前出・情報番組ディレクター)
レッドカーペットでの撮影も、外国からやって来た映画人に、きちんと外国語で説明できるスタッフも配置されていない。撮影場所のセンターがどこかもきちんと指示できない。
さらに別所哲也の、”いかにも自分の映画祭です”という私物化ぶりも鼻についたという。
「入場口で別所がお客さまをお迎えするために、開始時間からして30分も押していました」(ウェブサイト記者)
出席者もあっけにとられた場面もあったという。
「レッドカーペットで、映画人たちが次々に紹介され、撮影タイムが設けられていたんです。途中、叶姉妹の叶美香が、招待客として来場した。そのまま客席に行くのが普通ですよ。映画と関係ないんですから。
ところが別所は、どうぞどうぞとレッドカーペットを歩かせ撮影時間も急きょ、設けたのです。進行表にはまったくないことをブチ込むんですから、私物化もいいところ。それで時間も押すわけですからね」(前出・ウェブサイト記者)
短編映画を根付かせた働きは周囲も認めるところだが、取材者を不愉快にさせる運営や別所の君臨はどうにからないのだろうか。
<取材・文/薮入うらら>