《今日のこの共演は自分の生涯に残る素晴らしい瞬間でした》
《今日はSMAPさんへのリスペクトの想いを込めたパフォーマンスが出来てハッピーだ》
《SMAPずっと大好きだ》
7月14日に出演したTBS系音楽番組『音楽の日2018』終了後、自身のSNSで万感の思いを綴ったのは『DA PUMP』のISSAだ。
投稿に添えられた、司会の『SMAP』元リーダー・中居正広とのキャプチャー画像には、満面の笑顔を浮かべた2人が映っていた。
「話題の新曲『U.S.A.』を披露したDA PUMPは、曲の終盤にダンスを変更してSMAPの『世界に一つだけの花』の振り付けを披露したのです。
そのパフォーマンスに、中居さんは“イカしたことやりますねえ”と喜んでいましたね。歌う前にも、ISSAと“久しぶり~”とイチャイチャする姿が視聴者を和ませました(笑)」(ネットニュース記者)
これに反応した各ネットニュースサイト、一部スポーツ紙までもが“神”パフォーマンスとして報じ、SMAPファンは一斉に《DA PUMPさんありがとう》と、SNS上で彼らを称賛したのだった。
それにしてもナゼ、ISSAは《生涯に残る》《SMAPさんへのリスペクト》などといった、大げさにも思える表現をしたのか。それは彼にとっては、“SMAPとの21年越しの歴史的共演”だったからだ。
'97年6月にデビューしたDA PUMP。現在のメンバーとは違う、ISSAを含めた4人によるオリジナルメンバーは、沖縄アクターズスクールで鍛えられた本格的なヴォーカルとダンス、アイドルとして売られたビジュアルも相まって、一躍人気男性グループとなった。
しかし、すべて順風満帆だったわけではない。
「彼らのデビュー翌月には、ジャニーズのデュオ『Kinki Kids』が華々しくデビュー。当時はSMAPの爆発的な人気にあやかりたかった各局は、こぞって音楽番組でキンキを出演させたり、ジャニーズをお客様扱いし始めたのです。
その典型が、現在も毎週のようにジャニーズグループが出演し続ける『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)だったと言います」(テレビ局ディレクター)
DA PUMPとジャニーズグループの台頭。歌って踊る男性アイドルグループという位置づけは当時、思いのほかテレビ業界に大きな影響を与えていたのだという。