結婚とはほど遠いふたりだと思う
――お互いをよくわかっているおふたりだから、お互いどういうタイプの女性が合うかわかるのでは?
木戸 一馬は、尻に敷かれるタイプじゃないですか。
川原 え~そうなの?
木戸 なんかそんな感じがする。
川原 木戸は、けっこう自立してる人じゃないと、大変かもしれないですね。意外と我が強いんで、年上のすごく包容力のある人のほうが、引っ張らなくていいから、木戸自身が楽だと思う。どうですか?
木戸 年上はいいなと思う。
川原 家で気を使いたくないタイプだから。それでも一緒にいてくれる人がいいと思う。
木戸 そうですね(笑)。一馬は男らしいところもあるんですけど、基本的に甘えたい寂しがり屋だから、甘えてくる子とあんまり甘えてこない子と、どっちが一馬が甘えやすいのか、そこはちょっとわかんないけど。
川原 バランスとって相手に合わせちゃうんで、どっちでも対応できると思うけど。願望としては、自分が甘えたいのと、引っ張ってくれる人のほうがいい。
――将来どちらが先に結婚すると思いますか?
川原 ほど遠い二人だと思うけど。
木戸 一馬から結婚のイメージがまったくわかないですね。
川原 僕もわかないもん(笑)。いつかしたいとは思うけどね。
木戸 子供は大好きだから欲しいけど、結婚は……誰かと暮らすの大丈夫かな(笑)。一人っ子だからね。
川原 そう! 僕ら一人っ子なんで、自由でけっこう屈折してるかも(笑)。
――最後に、二人の関係性を一言でいうと何だと思いますか?
川原 作品の座組が長くなると共演者が家族みたいになってくる瞬間ってあるんですけど、それとも違うし、ホームでもないし、ライバルでもあるっていうのはお互い思ってることだけど、色が違うのでガチなライバルでもないし。
木戸 うん。飲み友達とも違うしな~。
川原 親友っていう距離感でもないし。すごい不思議ですね。でも、たぶんお互いに持ってるものが逆なんですよ。僕はわりと陰に見られるけど明るくて、木戸はけっこう陰なんで。そのバランスがとてつもなく過ごしやすいというか。だから、好きとか嫌いとか友達とか、そういうカテゴリーじゃなくて、まあ今後も一緒にやっていくだろうなっていう、単純な縁とか絆を感じます。
木戸 うん。一生続いていく関係だろうなっていうのはありますね。