約5か月前に週刊女性が直撃したころの思いも語ってくれた。
「あのときは、東京都の職員が来たばかりで、カチーンときてたときだったからね。東京都は“カップラーメンの空き箱に入れて元の場所に戻してください”としか言わないのよ。そんなことしたらカラスのエサになることはわかってるんだからさ。
それができる人だったら、そもそも助けないって。俺はあまりにも可愛いんで“スズメはこんなに可愛いんだよ”と言いたくてブログにあげちゃったけど。すごく後悔もしてるんだ」
─今回は東京都職員の目の前で放されたのですか?
「いや、自分で放したよ。そりゃあそうじゃない。職員的には“あ~仕事終わった”ってなるけど、スズメのその後のことを何も考えていないからね。そんな納得のいかない話はない。だったら自分で放そうと思って」
チュンちゃんがいなくなって寂しいかどうかを聞くと、
「そりゃあ寂しいけど。俺の意識が変わったのは、今までスズメなんか気にしてなかったけど、今ではどこかでスズメを見ると、自然と目がいっちゃうんだよね。
不思議だよね~生き物って。生き物を大事にすることは大事なことだと思ってたんだけど、今回のことはしかたがないと思ってるよ」
“人間の優しさ”に触れたチュンちゃんも、きっと元気に暮らしているはず!