爆笑問題の太田、というネームバリューゆえ話題になっていますが、そこまでのネタなのでしょうか。
「週刊新潮の記事によりますと、試験の前日にホテルに缶詰めにして問題を叩き込んだということです。にもかかわらず、下駄を履かせられないくらいひどい試験結果だった、というのはにわかに信じられない。多少のバカでも、それくらい覚えるでしょ?」
と、週刊誌記者は冷ややかに見ます。
「でも記事には総長(現在の学長に相当)が加担していたという記述、市ヶ谷にある日大の施設を使ったという具体的な内容もありますから、これはもう、日大に第三者委員会を立ち上げてもらって、徹底調査するしかないですね」
と前出・ラジオ番組放送作家はニヤニヤします。
そして情報番組のデスクは、こう見ています。
「所属事務所が裁判も辞さないというのは、週刊新潮の報道に対してなのですが、週刊新潮も百戦錬磨ですから、当然、相当の裏付けを持っているはず。
裁判で争うことになれば、大学側の当時の関係者など証人を出廷させることもあり、万が一とんでもない証言が出てくれば、太田に不利に働くことも。拳は勢いよく上げましたが、このままうやむやになってほしい、というのが事務所側の本音ではないでしょうか」
騒動の顛末がどうなるのか、あまり興味をそそらないのは私だけでしょうか。対立構図は、太田夫妻VS週刊新潮。さて、どうなりますことやら。
<取材・文/間垣ジェーン美瑠>