俳優、歌手、そして映画プロデューサーとして、多方面で活躍した昭和を代表する大スター・石原裕次郎さん。当時の貴重な資料やプライベートな愛用品を通して、彼の栄光を回顧するとともに、“カッコいい生きざま”の軌跡をたどる『全国縦断「石原裕次郎の軌跡」展』がいよいよ開幕! 

 昨年8月末に惜しまれつつ展示を終了した小樽の「石原裕次郎記念館」の所蔵品を中心に、初回の東京・銀座では彼の愛車「メルセデスベンツ300SLガルウイング」ほか、シューズやジャケット、『嵐を呼ぶ男』で使われたドラムセットなどを展示。結婚指輪を含む指輪4点も初披露される。夫人の石原まき子さんは当時を振り返り、「役者同士の恋愛はご法度の時代。でも、裕次郎さんが“堂々と受け取ってほしい”と言ってくれました」とマル秘エピソードを明かした。

 本展覧会は今後2年をかけて全国を巡回予定で、会場の規模や環境によって展示内容を決めていくそう。誰もが憧れ、恋した男の中の男の世界にどっぷりと浸かってみては?

■全国縦断「石原裕次郎の軌跡」展
8月22日(水)〜9月3日(月)松屋銀座8Fイベントスクエアにて