「解散の直接的な原因は、ふたりの不仲なんです。翼クンがどうしてもタッキーとうまくやっていくことができなかった。病気に関しても、不仲によるストレスが原因だという話もあります。
ジャニーさんの“お気に入り”だったタッキーに対し、干されていた感覚があった翼クンは、事務所に対する不信感を強めていたんです。活動休止を決めた時点で、再開する選択肢はなかったと聞いています」(芸能プロ関係者)
事務所を退所する今井の次の所属先として、“あの事務所”に行くウワサが流れているというのだが……。
後継者の理由
「元SMAPの3人が所属する“新しい地図”に合流するというウワサですが、それはありませんよ。そもそも翼クンが中居正広さんを尊敬していて、仲もよかったことから流れた話のようです。翼クンの行き先はまだ決まっておらず、当面はフリーのままだそうですよ」(テレビ局関係者)
一方で、86歳という高齢のジャニー社長は、自分が退いたあとのジャニーズをどうすべきかを悩んでいたそう。そんな中で、なぜ“後継者”として滝沢を指名したのだろうか。
理由はいくつかある。
「毎年、ジャニーさんの誕生日パーティーを完璧に取り仕切っていることは有名ですが、後輩の面倒をいちばん見てくれるのもタッキーなんです。
例えば、山下智久クンが入所したときも、一生懸命になって応援してくれた。そのおかげもあって、彼もタッキーのように最初から“スター街道”に乗れたんですよ」(ジャニーズ事務所関係者)
親身になって相談に乗ってくれるそうで、後輩からの信頼を得ているだけに、Jr.の育成も期待ができそうだ。
しかし、滝沢は今回の話に即答はできなかった。
「タッキーは、Jr.をないがしろにする現在のジュリー副社長の体制に、不満をもっていました。以前から“ジャニーさんがいなくなったら、事務所を辞める”と周囲に漏らしていたくらいです。
ジャニーさんとしては、後継者として期待していたタッキーに辞められてしまうと困るので、少し前から本人を本格的に口説いていました。今回の一連の動きは、タッキーを表舞台から退かせて“次世代の育成に専念させる”という壮大なプロジェクトなんですよ」(芸能プロ幹部)