――肌とお尻が同じ! すごい発言ですが確かにそうですね。では、適正なケアとは?
高須「まず、紫外線対策をしっかりし、あとは保湿をすること。それと、メイクは基本的に肌には負担だから、メイクアップする倍の時間をかけてオフすること。あとは清潔にすること」
色白と透明感の違いとは
――そうなんですね。やはりスキンケアの基本と言われていることは正しいんですね……。しかし、「色の白いは七難隠す」といいますが、白肌は美人度が増す気がします。この6人が色が黒くて汚肌だったら、こんなに人気はなかったと思われますか?
高須「日焼け肌がNGというわけではないでしょう。問題は日焼け後のケアをおろそかにして、肌が荒れること。やはり、きれいな肌の女優さんは清純で楚々として見えるから人気があるしね」
――「色の白いはオファーを増やす」といった感じですね。ところで綾瀬さんや広末さんの肌は特に「透明感がある」と称賛されています。色が白いことと透明感があることは違うんですか?
高須「違います。色白は肌が白いことで、透明感は例えば褐色の肌でもありますから。要はキメが整っていて、滑らかな肌ということだね。例えるなら、茶碗でも信楽焼など粒子が粗いものはザラついて見え、白磁など粒子が細かいものはツルツルしている。なので、どんな肌色でも、毛穴が小さく、肌の凹凸が少なければ透明感があると言えるよ」
――色ではなく質感なんですね。では、その透明感を手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか? 洗顔後に冷水で肌を洗い、毛穴を引き締めるとか?
高須「そんなの、水かけ祭りと一緒! 一瞬ヒヤッとして毛穴が縮こまっても、また温まれば元通りだよ! クリニックでおすすめなのはポラリスだね。肌が若返るよ」