「11月3日と4日に、学習院女子中・高等科で『八重桜祭』が開かれました。3日には、高等科2年生の有志で作られたダンスチームで、愛子さまがポンポンを持ってキレキレのチアダンスを披露されていました。
ご自分の出番の合間には、司会者としてダンスに出るメンバー紹介をされて会場を盛り上げていましたよ」(目撃した保護者)
ご両親もそのお姿を見て、たいへん喜ばれていたそうだが、雅子さまは“公務優先”のスタンスをとられたそう。
「ご夫妻は、3日に文化祭を訪れて愛子さまのダンスのほか、書道部や美術部などの活動やボランティア同好会が展示している視覚障害者用点字ブロックの説明を熱心にお聞きになっていました。
しかし、4日には雅子さまのお姿はなく、皇太子さまだけが学校にいらっしゃっていました。翌5日に控えていた文化勲章受章者と文化功労者のお茶会に備えるためだったそうです」(宮内庁関係者)
学校行事で活躍される愛子さまをご覧になりたかったにちがいないが、翌日の行事に響かないように動かれていた雅子さま。
「園遊会直前の11月7日~8日には、『全国農業担い手サミット』が山形県で開かれました。しかし、最近は2年連続で出席していた雅子さまは来県されませんでした。
というのも、5日にはお茶会、9日には園遊会があったため、前後の予定を鑑みて欠席をお決めになったそうです」(前出・東宮職関係者)
さらに育樹祭でも、
「雅子さまは、17日のお手入れと関係者へのお声かけをしたあと都内のホテルで行われた懇親会には参加されませんでした。しかし、体調を崩したというわけではなく、翌日の式典にはきちんと参加されたので、自分ができる範囲を見極められたのだと思います」(前出・宮内庁関係者)
『適応障害』の療養中である雅子さまだが、工夫と努力を重ね、以前よりも多くの公務に取り組まれている。