今年の9月末、所属事務所との契約が終了し、10月1日から個人事務所を設立した女優で歌手の大原櫻子。
'15年と'16年には、ともにフジテレビの月9ドラマ『恋仲』『好きな人がいること』に出演。'15年末には歌手としてNHK紅白歌合戦に出場するなど、若手の実力派として知られている。
「大原は、過去6年間で数回の事務所移籍を経験していますが、そのウラには父親で声優の林田尚親が大きく関わっているんです。
林田は現在、『報道ステーション』(テレビ朝日系)や『行列のできる法律相談所』『嵐にしやがれ』(ともに日本テレビ系)など多数のナレーションを担当する大御所声優なんですよ」(芸能プロ関係者)
デビュー当初に所属していた『藤賀事務所』と、次に移籍した『フジパシフィックミュージック』での出来事について、前出の芸能プロ関係者が次のように明かす。
あってはならない“事件”
「林田は、大原のギャラの取り分や条件面で『藤賀事務所』サイドと何度も衝突し、周囲に相談して移籍先を探していました。
そこで最終的にたどり着いたのが『フジパシフィックミュージック』だったんです。しかし、ここでも契約更新などの機会に弁護士や有識者を同席させ、事務所からギャラの取り分を増やすように意見していたそうです」
昨年には、まだ新人扱いの大原にあってはならない“事件”が起こっていた。
「大原が'13年に出演し、デビュー作にして出世作となった映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の続編が企画されたんです。しかし、三浦翔平や窪田正孝、佐藤健など、今やメインを張る人気俳優たちは続編への出演を快諾したのにもかかわらず、大原サイドだけが出演に難色を示して企画は頓挫。
これも林田が前面に立って“もう胸キュン路線は必要ない”と、オファーを蹴ったそうです。この件で、キャスティング側は彼女にオファーを出しづらくなってしまったのです」(テレビ局関係者)
'17年2月に、大原が自身のSNSで“カノ嘘”メンバーとの集合写真をアップしているが、この会合はいわば大原の“説得大会”だったという。
さらに、アーティスト業でも林田の“モンスターペアレント”ぶりは止まらなかった。